未来企業の会5・6月合同例会

 

2.その他 ・今後の課題
 昨年来、P.F.ドラッカーの「経営論集」をテキストとして、経営に関する勉強会を行って来たが、内容的には、「事業の陳腐化」についてが主なものであり、中でも大半が「事業の定義」について、各社の実態や考え方を発表し、議論してきた。
 基本的に、「事業の定義」の重要性は理解できたと考えられるが、実際に中小零細な企業に落とし込んで事業を定義するとしても、非常に難しい。
 本会では、今後も、「事業の定義」については、議論を深めて行くこととするが、事業の定義の三つの要素とされる「経営環境」・「使命」・「強み」の整理の仕方をフォーマットにして、書込みをするだけで、事業が定義できるようなものができないかとの提案が出された。
 事業の定義のための様式については、(株)最上インクス鈴木社長、(株)秋田製作所秋田社長、(有)トリイマネジメント鳥井社長、事務局森西が改めて検討することとなった。
 また、本会の活動を単なる勉強会とせず、具体的な試みを実践する場として、活用すべきであり、必要な投資もするべきとの提案が出された。
 以前の例会でも議論したネット上の「バザール」の形成(デジタルものづくりネットワーク)なども改めて、実験の価値があると考えられることから、再度、取り組みについて検討してみることとなった。
・P.F.ドラッカーの新刊書紹介 
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 1999年3月18日にダイヤモンド社から出版されたP.F.ドラッカーの新刊書「明日を支配するもの」について紹介。
 「ビジネスの前提が変わった!」
かつて例を見ない変化の時代にあって、組織とそこに働く人々に何が起こっているか? ビジネスの常識、経営戦略の根本的な見直しを迫るドラッカー最新作。また、高齢化社会における「第二の人生」のあり方を具体的に示している。
98年、米『フォーリン・アフェアーズ』誌に掲載され、世界中で大反響を呼んだ「日本の官僚制を理解するならば」が加えられている。
 詳細は、ダイヤモンド社ホームページから
 

 

・次回「未来企業の会」開催予定
 平成11年7月5日(月)6時30分~9時45分
 (株)キョークロ(京都市山科区)

 

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