京都げんきシンポジウム

《21世紀への自立化をめざして》

1999.3.5(Fri)13:00〜17:00 京都リサーチパーク(1号館 4階)サイエンスホール

<公社小嶋氏撮影>

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会場受付

基調講演(鈴木社長)

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パネルディスカッション(森西・松岡氏・鈴木氏・川崎氏・東氏)

 経営者自身が理念をもって先ず自立することが肝要である。自立に必要なことは、先ず「己は何者か」を問い、アイデンティティを確立しなければならい。
 
 機青連での取り組みが、企業経営のシミュレーションであり、機青連は自らを変革してくれる「実践道場」である。
 これからのグローバルなネットワーク社会では、「個」としてのアイデンティティを主張しなければ、大きな波に飲み込まれ、埋没してしまうであろう。従来からの系列的な取引関係が完全に崩れ去り、ネットワークによる新たな関係が生まれて来ている。ネットワーク社会では、「個」を確立し、自立した者(企業)同士が互いに結び付いて、新たな創造活動が展開される。
 自己を確立するひは、「元気」だけでなく、「勇気」をもつ必要がある。勇気をもって、真摯に新たなチャレンジを続けなければならない。
<機青連の自己革新> 〜機青連は、自立化のためのイノベーションを繰り返して来た〜
 第1回目 発足時  
  はじめての系列外との結び付きが生まれた<親会社から自立の第一歩が始まった>
 第2回目 5年目  
  事務局を自主運営することとなり、組織として自立した<事務局機能が公社から自主運営となり、多方面の機関、団体との協力関係が生まれた>
 第3回目 15年目
  活動のマンネリ化を打開し、活性化を促した壮年会員制を制定した<若手会員を中心とした運営となり、ベテラン会員の既成概念に縛られない自由な発想による活動を促進する環境が出来あがった>
 第4回目 現在
  急激に伸展するネットワーク化に対応し、積極的な活用により、活動の枠組みを拡大し、既存の発想を打ち破る必要に迫られている。<ネットワーク社会への対応が、「個」の確立を求めており、自立化の必要性が高めている>
  ネットワーク化の伸展は、系列による関係を完全に終わらせようとしている

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パネラーの皆さん、機青連のスタッフの皆さんご苦労さまでした

 緊張して、まともなコーディネイトができないまま終わりましたが、機青連との関わり方やこれからのあり方を考えさせていただく機会となり、感謝しております。また、鈴木社長をはじめ、パネラーの皆さんのご協力にはこころからお礼申し上げます。ありがとうございました。
 最後に、T氏の意識改革は大変感動しました。これが本当の成果であり、機青連活動の本質です。この自己革新は終わることはありません。今始まったばかりです。T氏をはじめ若手会員の皆さん、勇気をもってチャレンジを続けましょう。やるかやらないかはあなた次第です。
 常に将来を真摯に問い続けておられるT氏の父君にも敬意を表したいと思います。(森西)

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