「時代祭」は、京都の三大祭の一つで、明治維新から延暦時代へ、新しい時代から古い時代へと繰り広げられる一大時代絵巻として、京都御所から平安神宮まで練り歩きます。
 平安遷都1100年にあたる明治28年3月に桓武天皇を祭神とする平安神宮が創建されたのを機に、京都が都であった時代の風俗の変遷を表現する時代行列が行われたのが「時代祭」のはじまりです。
 「時代祭」は、創始以来、市民による平安講社の組織され、祭を運営しており、平安講社は市内の旧学区単位で構成され、各講社がそれぞれの行列を担当し、100年以上の長きにわたり、営々と受け継がれてきています。行列に参加する参加者は、数カ月も前から実行委員会を組織するなどして、準備を進めます。
 
 旧下京区として、30年振りに「徳川城使上洛列(江戸時代)」を務めることとなった平安講社第六区<塔南小学校区(南区)>の皆さんにお供させていただき、初めて「時代祭」を観覧させていただきました。

時代祭の役を務める事を伝える宣状

使者を迎える

いよいよ町内を行列して、家老の出迎えに

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<番外編(乗馬の図)>

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