未来企業の会10月例会 |
平成11年10月21日(木)19:00〜22:00
1 事業の定義について | 星和情報システム(株)の概要と「事業の定義」について、荒木社長から説明 |
<企業概要> | |
○設立 平成7年(1995年)4月<星和電機(株)情報部門が分離独立して設立> | |
○事業内容 ・ オープンネットワーク、ビジネスシステム構築のコンサルティング ・ コンピュータ、ネットワーク機器の販売 ・ コンピュータソフトウェアの開発、販売並びに輸出入 |
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○資本金 3,000万円(株主:星和電機株式会社(55%)) | |
○従業員数 15名 (内、7名がプロバー社員) ・ 技術士 1名 ・ 第1種情報処理技術者 2名 ・ 第2種情報処理技術者 6名 ・ マイクロソフト認定技術者 2名 |
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○主要取引先 (株)アシスト,アライドテレシス(株) ,関西電力(株), 関東電子(株), (社)京都工業会,京都市, 京都樹脂精工(株) 京都リサーチパーク(株),(株)ゴビ, (株)京都テクノシステム,(株)サイエンスセンターインターナショナル, 星和電機(株),星和電子(株), 大平印刷(株), (株)データアクション,(株)ナベル, サンマイクロシステムズ(株) 日本電気(株),(株)ハーマン, ミカサ商事(株), (株)ヤラカス館本店, 龍谷大学, 名古屋大学 他 | |
○売上高 415,919千円(平成11年3月度) | |
ファイリングサポートシステム | |
<星和情報システム(株)の事業の定義> | |
1 組織をとりまく環境 | |
<社会とその構造> | |
・ 国策:ハード中心の公共投資からソフトへのシフト、税制面でのフォロー | |
・ 経済:長引く不況の中で、勝ち組、負け組に2極文化 | |
効率の良い営業とその成果を得るにはある程度当社の身の丈に合ったお客様を得ることも必要である。 | |
<市場と顧客> | |
・ 官公庁:情報化の緒についたばかり | |
・ 民間:情報化完了企業と未対応企業の格差拡大 (情報化して潰れた企業はない) |
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顧客は「情報化」だけでは納得しない時代になる。 | |
Y2Kの収束で、市場は「情報化」の方向一本になる。 | |
情報化とビジネスプロセスマネジメントの境目が無くなる。 (情報化が単なるトレンドから本来のリストラの中心になってきた) |
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<技術動向> | |
・ ますます、IT(情報技術)の革新は進み、数ヶ月前の花形技術がたちまち陳腐化する時代。(8〜10ヶ月、早くで2ヶ月で陳腐化) | |
・ Webコンピューティング中心に変わる。 | |
・ 高価なツールから高性能記述言語(PHP・XML)などへのシフト | |
2 組織の使命 | |
・ 情報技術(IT)とお客様の橋渡しを行うことで、より良い企業文化と経営の仕組みを供給することが究極の目的である。 | |
(従来の「情報化支援」のみでなくビジネスプロセスマネジメントコンサルティングへの事業拡大) | |
3 組織の強み | |
・ Web、インターネット、データベースなどのIT技術、特に、Oracleの利用技術ではトップクラスの評価を得ている。 | |
(Web、Word、Exel、一太郎など100種類のファイル情報検索が出来る技術を保有しているのは、現在、日本においては、当社のみである) | |
長年、星和電機(株)の情報部門を担当し、「ユーザーとしての立場」をよく理解しており、ユーザー本位のシステム構築が可能である。 | |
4 SEISの方針と目指すもの | |
・ 個々の夢の実現を目標とし、たゆまぬ質的向上を図る。 | |
・ 他社へ移籍しても通用する人材養成を目指す。(くびに出来ない人間は採用しない) | |
・ プロジェクト収益評価の仕組みを確立する。(ソフトの世界では、時間で仕事を評価するのではなく、成果を如何に正当に評価できるかが重要であり、プロジェクトごとにその貢献度を計るの非常に難しい。) | |
・ キャッシュフロー、自己資本比率、利益率中心経営 | |
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